大容量の12段コアにブラックパウダーコーティングして耐久性向上!

GR86&BRZ用チューニングパーツを精力的に展開している“ブリッツ”から、レーシングオイルクーラーキットBRがリリースされた。油温上昇や水温上昇に悩まされるGR86&BRZにとっては、サーキット走行をするうえでのキモともいえるパーツで、大容量の12段ドロンカップコアを主軸として、アタッチメントにはサーモスタットを内蔵し、アルマイト加工されたフィッティングやナイロンステンメッシュホース、エアガイドがセットになっている。

ドロンカップタイプとなる12段コア(L230×H173×50)は、従来品と同サイズにすることで、従来品からの付け替えにも配慮されており、信頼性の高いブラックパウダーコーティングを採用したことでロングライフを実現している。

フロントバンパーから入り込んだ走行風を逃さずコアへと導くため、四方を囲むようにエアガイドが付属している。これによってブリッツ内の走行テストでは、走行開始後4分でエンジン油温が125℃以上に達しているノーマルに対し、キット装着車両は5分以上経過しても110℃前後で安定。油温上昇の抑制にともなって水温もワンランク低い温度で推移していたという。

価格はGR86(ZN8)用、BRZ(ZD8)用ともに9万9000円(税込)。今後暖かい季節になるにつれてハードな環境となるサーキット走行では、オイルクーラーの恩恵は計り知れないこととなるため、GR86&BRZユーザーはぜひとも導入を検討してほしいパーツといえるだろう。

●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277

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