デザインは由良拓也氏率いる“ムーンクラフト”が担当!

オフローダーだけでなくキャンプ愛好家たちからも支持を集めるジムニー。その使い勝手を大幅に高めてくれる「ルーフテント」が、静岡県の“カマド自動車”から発売された。

汎用品としてルーフキャリアに装着できるタイプのルーフテントは数多く存在するが、高速走行時の風切り音や重量増によるオフロード性能低下などジムニーの魅力をスポイルしてしまう要素も多かった。

そこで開発されたのがこのアイテム。設計はレーシングカーデザイナーとして知られる由良拓也氏率いる“ムーンクラフト”が担当し、ジムニー専用としてデザインされた。専用設計だけに収納状態での張り出しは最小限に抑えられているほか、アルミ&FRPで構成することで軽量かつ高剛性に仕上げられている点も見逃せない。

テントの展開は油圧ダンパーとリンケージ機構により、運転手一人でも楽々行える。近年増えつつある“ジムニー女子”にも不安無く使ってもらえるよう、拘ったポイントだという。

ジムニーはルーフの前後長が短いため、テント面積は限られる。そのため、本製品では後端部を折りたたみ展開方式とすることで、ルーフ全長よりも広い面積を床として使える様設計。身長180cmまでであれば、足を伸ばして横になることができる。

もちろん保安基準にも適合しており、価格は発売元であるカマド自動車での取り付け工賃込みで77万円。現状はカマド自動車のみでの販売取り付けとなる。ジムニーのキャンプ適性に磨きをかけたいオーナーはマストバイの逸品だ。

●問い合わせ:カマド自動車 静岡県御殿場市かまど717-6 TEL:0120-373-413