初登場の花壇自動車大学校は「どこでも勉強できるCAR」
初登場の花壇自動車大学校は「どこでも勉強できるCAR」
宮城県仙台市にある花壇自動車大学校が東京オートサロンに展示しているのは『KADAN-VAN』と名付けられたもので、コンセプトは「クルマ好きを育てよう、どこにでも行ってクルマの授業をしてしまおう」というもの。
ベースとなっているのはトヨタ・クイックデリバリー。フロント周りを学生の手によって作り直しています。ラゲッジスペースはクルマの授業ができるように作り込んでいるという勉強熱心さをうかがわせる仕上がりになっています。
オートサロンでおなじみNATSは日本自動車大学校
東京国際カスタムカーコンテストのECOカー部門で最優秀賞に選ばれた「NATS EV-sports Prototype 02」は、ベースのない状態から作られたタンデム2シーターのオリジナル 電気自動車です。その製作をしたNATSは東京オートサロンではおなじみですが、本当の名前は「日本自動車大学校」といいます。
クルマの整備やカスタマイズを学ぶ学生たちが心血注いで生み出したカスタムカーを何台も展示したNATSのブースは東京オートサロンの名物といえるほどです。今回の部門最優秀賞も、高い人気をうかがわせるものといえそうです。
どっちが前? 筑波研究学園専門学校のMARCHCRAM
前から読んでも後ろから読んでもMARCHCRAM(マーチクラム)。そのネーミングは前から見ても後ろから見てもMARCHという、このクルマにぴったりですね。製作したのは筑波研究学園専門学校の17人の生徒たち。実習車の役割を終え、そこらへんにゴロゴロしていた日産MARCHを2台つなげてセダン風のルックスにしてしまいました。
ドアを開けて室内を見ればこれまた斬新。ラウンジ風のフロアにレザーソファーが置かれ、何だかくつろぎたくなる雰囲気。生徒さんによれば「部屋をイメージしました」ということです。残念ながら公道走行は不可ですが、庭に置いて自分の部屋がわりにするのも良いかもしれないですね。
1月11日・土曜日の来場者数は10万4616名でした
東京オートサロン2014、連日の好天に恵まれ多くの方に来場いただいています。
1月11日・土曜日の来場者数は10万4616名、前年比106.3%となりました。
これによる1月10日と合わせた累計来場者数は16万7771名。こちらは前年比105.6%となっています。
群馬自動車大学校が作った超高級スポーツカー風ミッドシップ
パッと見は最高速世界ギネス記録を記録した超高級スポーツカー。しかし、その実体は懐かしのSW20型MR-2なのです。製作したのはGAUS 群馬自動車大学校カスタマイズ科の学生たち。自分たちには買えないクルマならば作ってしまえ! と、4年生が4人で8ケ月かけて作った卒業製作車です。
サイズは小さいながらもスタイリングはとても完成度が高く、ミラーやライトには世界中のクルマのパーツを流用しホンモノ感を高めています。ちなみにヘッドライトはホンダN-BOX用。うまくはまっていますね。そしてこのクルマ、単なる展示モデルではなくサーキット走行も可能なところがポイント。大径ブレーキディスク&キャリパーに本気度を感じます。