昨年に引き続き、富士スピードウェイで開催された『KUHL&VRARVA大感謝オフ会』。クールのユーザーはもちろん、YouTubeを見てクールを知ったファンも含めて「愛車自慢をしながら交流を深めましょう」というお祭りだ。 当日はドリフトの同乗走行に始まり、ドラテク講習会やオフロード同乗体験、最大傾斜角45度の登坂キット体験、カスタムカーでの自動ブレーキ体験など、来場者が実際に体験できるイベントが盛り沢山。各コンテンツはイベント終盤まで途切れることなく大盛況だった。 そして、来場者が主役になるコンテンツが愛車自慢。ここではコンテスト参加車両に加えて、多くの猛者が集ったオフ会車両からも気になったマシンをピックアップして紹介しよう。

カーボン外装×アルカンターラ内装も魅力

黒いボディでパッと見は気付きにくいが、至る所にカーボンパーツを装着している今井さんのR35。さらに室内を覗き込むと、カーメイクアートプロで施工したというアルカンターラとナッパレザーで各部を張り替えることで、MY07を独自のラグジュアリースポーツに昇華。エンジンも吸排気系チューンやECUの書き換えでパワーアップ済み。足回りやブレーキも強化して、手が入っていない部分を探す方が難しいくらいチューニングされている。

地元・静岡メーカーのパーツで武装

Issyさんの地元である静岡県に拠点を構えるメーカーのパーツを中心に装着しているという愛車のコペンローブ。エスケレート製のエアロをチョイスしたのもそれが理由だ。また、半ツヤのグレーに見えるサテンダークバサルトでフルラッピングし、部分的に黒いエアロを組み合わせることで落ち着いた配色にしているところも特徴。コペンに履ける数少ない深リムのホイールということで、VERZ DDR01をセレクトしているのも自慢だ。

理想の中古コンプリートカーをGET

以前からクール仕様のR35が欲しく、クールの中古車リストをチェックしていたyuuさん。たまたま一番デザイン的に好きだと感じていた35R-SSのフルエアロ仕様で、しかもガルウイングにしてある中古コンプリートカーが大阪店に入庫。即購入しに行ったというのが現愛機だ。特に気に入っているのは、リヤのフローティングディフューザーで、通常は2本スリットのものを4本にしている部分で、よりレーシーなルックスに仕上がっている。

高回転まで伸びるS/C仕様

今まで35台くらいクルマを乗り換えてきたというオーナーのだいさん。久しぶりにスポーツカーに乗りたいということでセレクトしたのがロードスターだ。今までもNAエンジンに過給機を付けるチューニングを好んでしていたため、このロードスターもレヴューでS/Cを装着。約200psの高回転まで伸びるエンジンに仕上がっている。また、エアロはフロント周りをガレージベリー製にし、リヤ周りにクール製で組み合わせるハイブリッド仕様。こういったオリジナリティ追求のオーダーも、クールなら対応可能だ。