かゆいところに手が届くアイテムが豊富!

ボディ補強パーツからフットワーク系、ドライブトレインまで、走りの愉しさを引き上げるパーツをラインアップするクスコ。コンペティションの世界で培ってきたノウハウにより、どれも機能的かつ信頼性の高いアイテムを揃える。手頃な価格帯も魅力で、スポーツ走行を楽しむユーザーのみならず、ストリート派にとっても注目のブランドなのだ。

無論、GR86/BRZ用パーツ開発への力の入れ方も相当なもので、タワーバーやブレースバー、車高調キットや機械式LSDといった、いわゆる定番アイテムはすべて出揃った。現在は、+αの付加価値を加えたような「かゆいところに手が届くパーツ」の開発を意欲的に進めている。

そのひとつがS-MCB(モーションコントロールビーム)ストラットバー。こちらはボディを固めるだけでなく、いなすという考え方を取り入れた新世代の補強アイテム。内部には皿ばねが組み込まれており、走行中に発生する微細な振動やノイズを低減。さらにサーキットや高速走行中は大きな入力に対しては従来のストラットバーのようにしっかりと受け止めるなど、必要に応じて作動する仕組みとなっている。乗り心地とスポーツ性能を両立したいひとにとっても待望のアイテムとなる。

補強パーツと言えば、ドアスタビライザーにも注目したい。ドアとボディの隙間をスペーサーで埋めることで、ドア開口部の捩れや歪みを抑制。ステアリング操作に対するリニア感が増し、クイックなレスポンスを実現してくれる。

そして、新開発のエアダクトにも注目したい。3Dプリンターを活かして開発されたアイテムで、純正よりも開口部の断面積が広くなっており、効率よくフレッシュエアを取り込むことができる。しかも純正と差し替えるだけの手軽さだ。材質には熱に強いカーボンファイバー入り繊維を採用。中空ハニカム構造を取り入れた本格派で、純正より軽量なのもポイントだ。

また、GR86/BRZ ワンメイクレース用のパーツ開発にも積極的に取り組む。いわゆる指定部品、認定部品と言われるもので、サーキットでの限界走行時におけるエンジン保護を目的としたものも数多い。偏りを防ぐためのオイルパンバッフルプレートや、ミッション/デフクーラーなどは、スポーツ走行を楽しむひとにとっても有効。高い信頼性を誇っているので、安心して装着できるのも魅力と言えるだろう。