1/10 会場レポート Part 4

TOYOTA GAZOO Racingが2020年、新たな取り組みを開始

2020/01/10

WRCチームの今季体制発表終了後、TOYOTA GAZOO Racingのブースで新たな取り組みの発表が行われるということで、引き続き多くの報道陣が注目することに。ステージ前には白いベールに包まれた2台のクルマが置かれ、アンベールの瞬間が待ち望まれました。そんな中、午後1時にステージに登場した脇阪寿一アンバサダーによって姿を現したのがスーパー耐久仕様のスープラとヤリス。昨年トヨタ86でST4クラスに参戦したルーキーレーシングが、今季はGAZOO Racingのサポートにより2台体制でST2クラスとST3クラスにそれぞれ参戦することが発表されました。

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自身もドライバーとして同チームで参戦経験のある豊田章男社長によれば「ワークス活動だけでは見えない部分をプライベーター参戦で補い、さらに良いクルマの開発に繋げたい」が新たな取り組みの目的。ドライバーの方は小倉康宏選手、佐々木雅弘選手、豊田大輔選手の昨年の布陣に井口卓人選手、蒲生尚弥選手が新たに加わることになりました。豊田社長は「いろんなスキルの人が楽しめ、今よりもっとモータースポーツが盛り上がっていくための力になれれば」と、最後に自身の思いを語っています。

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「最高の結果が狙える」とチーム代表が語る今年の布陣は?

2020/01/10

今年10年ぶりにラリー・ジャパンが開催されることで盛り上がること必至のWRC。その中で昨年ドライバーズタイトルとコ・ドライバーズタイトルを獲得した「TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team」には当然大きな期待かかっており、TOYOTA GAZOO Racingのブースで12時20分から行われた同チームの体制発表会は多くの報道陣でひしめくことになりました。

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3台体制で挑む今季、豊田章男社長が「どのクルマが勝ってもおかしくない」と自信を持つ布陣はセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンの6人。

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過去6度のチャンピオン経験を持つ新加入のオジエも「今、一番強いチームで戦えることを光栄に思います。7度目のタイトルを今季ぜひ獲得したい」と、開幕戦が待ち遠しい様子でした。トミ・マキネン チーム代表も「2年連続で良い成績をおさめ、今までとは全く違った気持ちで2週間後の開幕戦「ラリー・モンテカルロ」が迎えられます。今年も最高の結果を狙えると思います」と自信ありげのコメント。今季はマニュファクチャラーズ、ドライバーズのダブルタイトル、そしてラリー・ジャパンの勝利にぜひ期待しましょう!

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ATRAが2020年の参戦体制を発表

2020/01/10

オートバックスセブンのブースでは、鈴木亜久里総監督率いるARTAチームの2020年参戦体制発表が行われました。

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オートバックス設立45周年の節目を迎え、レーシングスポーツブランド「ARTA」がスイスの高級腕時計ブランド「CVSTOS」と新たに開発したコラボ商品等が展示されたブース内に設けられたステージに鈴木総監督、土屋圭市エグゼクティブ・アドバイザーとともに登壇したのはスーパーGT、GT500クラスのドライバーをつとめる野尻智紀選手&福住仁嶺選手とGT300クラスのドライバーをつとめる高木真一選手&大湯都史樹選手の4人。福住選手はGT300クラスから昇格、大湯選手はスーパーGT初参戦になります。
鈴木監督は「毎年最後まで争いながら、なかなか叶わなかったチャンピオンを昨年ようやく獲得することができました。今年は両クラスでチャンピオンになれるよう頑張ります」と、ファンに向け意気込みを語りました。

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マクラーレンが東京オートサロンに初出展! マクラーレンGTと720Sスパイダーを展示

2020/01/10

2011年に誕生しF1をはじめとするレースのノウハウを活かしたスポーツカーを展開するマクラーレン・オートモーティブ(中ホール5)が、「本当の車好きが集まる祭典で情報を発信をしたい」と東京オートサロンへ初出展しました。注目の展示車両は2019年5月に発表された「マクラーレンGT」と、スーパーシリーズのフラッグシップモデル「720Sスパイダー」の2モデル。

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新世代のグランドツアラーと位置付けられたマクラーレンGTは、4LV8ツインターボエンジンを搭載。スポーツ性能はもちろん、長距離移動も快適にこなします。

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国内保有台数も1,000台を突破しユーザーが増え続けているマクラーレン・オートモーティブ。今後は質の高い中古車を販売できる体制も整えていくそうで、その成長ぶりが楽しみです。