2024年のNissan Z NISMO GT500は、Nissan Z NISMOをベース車両とし、量産車がもつ特性を活かした空力開発と、冷熱系の最適設計を行いました。23年までのNissan Z GT500で培った技術に加え、エンジンにおいてはカーボンニュートラル燃料(CNF)の適合をさらに推進し、車両開発凍結の解除によって車両はさらなる軽量化を施し重量配分を最適化するなど、進化を果たしました。また、今季から安全性向上を目指し、速度抑制のために導入される最低地上高の5mmアップ(車両底面に取り付けられたスキッドブロックベース厚さの増加)の規定にも対応すべく、車両と空力の開発を進めてきました。